2023年 エムズICD(インランドコンテナデポ)中継ターミナルがオープンします ③

3.3割の物流が止まる!といわれる、2024年問題の課題を解決

 2024年4月からの規制により、従来の運行計画が困難となる対策として、中継地を活用した輸送の分割が有効です。輸送を分割するには、やはり中継地ですが、シャーシの連結が他社間では困難になります。そこでICDを利用することにより、実入りをリフトON/OFFできる本ターミナルの施設が有効となってきます。

 海側拠点の輸送会社と、内陸拠点の輸送会社が連携し、それぞれの特性を活かして役割分担することで待機を軽減し負担を減らすことで運行計画が立てやすくなります。実入り保管が可能なので、輸入のデマレージ回避や倉庫調整、前々日ピックのスケジュール立てることでハンドリングがスムーズになります。

 コンテナヤードの混雑やドライバー不足で手配困難な状況を回避するためにも、デポを活用いただき、持続可能な物流を目指していきます。